2017-11-07

上五島へ・2日目

上五島へ・1日目


二日目の朝。
起きて部屋のカーテンを開けたら素晴らしい光景が広がっていました。

7:30に朝食をいただき、これがまた美味しくて幸せな一日の始まりになりました。


ホテルで焼き立てのパンをいくつか買って、タンブラーにコーヒーを入れてもらい、まずは徒歩3分ほどのところにある曽根教会へ散歩がてら歩いて行きました。


この曽根教会の屋根の十字架が、部屋のベランダに出るといつも見えていました。

それからホテルに戻って今度は車に乗り込み、島を南下。
車で10分ほど行くと青砂ヶ浦天主堂があります。
中に入るとちょうどシスターがいらっしゃって、ミサの時間を尋ねると18:30からとのことだったので、また夜に来ることにしました。


さらに南下して、中ノ浦教会。
穏やかな水面に教会が映っていて美しいです。

次に、夫が「島の端っこの教会を見たい」と熱望していたので、橋をひとつ渡って、島の西端の教会に向かいました。


上五島の海は本当にきれいです。
この海のすぐそば、民家の間に小さな教会がありました。


水色の建物の有福教会です。
とても小さくて素朴な教会です。

どこの教会もそうですが、ミサのない時間帯に訪れていることもあり、人の気配はせず静かでこじんまりとしていて、でも、信者さんたちの使っているスリッパ(お御堂は土足禁止のところがほとんどです)やクッションがあり、お知らせのポスターやお掃除の当番表が貼ってあり、観光地ではなく活きた教会なのだということをありありと感じることができました。
ここで島のみなさんがミサに与かり、祈り、生活の拠点となっているんだなあということを思いました。

同時に、私たちはずっとジルのことも思い感じていました。
普段の生活とは違う環境の中で、ずっとジルのことを思っていました。
ホテルに帰って、レストランで食事をして、温泉に入った後は、部屋で長くジルの話をしていました。


その次は高井旅教会へ。
赤い屋根が可愛らしいです。


高井旅教会のすぐそばにビーチがあり、イエスさまが海に向かって手を広げています。

このあたりでお腹が空いてきたのでホテルで買ったパンを食べたのですが、まだまだお腹が空いているので、町(有川地区)へ行って五島うどんを食べようということになりました。
しかし…当てにしていた「五島うどんの里」はなんと14:30でランチ終わり。(私たちの到着は14:30過ぎ)
町はとっても小さくて、他にお昼を食べられるようなところはなく、、と途方に暮れかけていたら、「土日祝はランチ15:00まで」のうどんのお店を見つけました。私たちの入店は14:45分過ぎ。少しご迷惑だったけど、なんとか美味しい五島うどんにありつけました。

そこから今度は島の東端へ。


珍しい石造りの頭ケ島天主堂です。
迫害が終わり再び島へ戻った信者のみなさん自らが、石を切り出し積み上げて作った教会だそうです。

この教会のそばに海を望む広いキリシタン墓地があり、そのすぐそばにビーチがあったので散歩しました。


とっても遠くに来たんだなあと思いました。
こんなに遠くに来ても、やっぱりジルはどこにもいなくて、そのことを思い知った気がしました。
でも同時に、ジルは空や海や空気に溶け込んで、この世界とひとつになったんだなという納得のような気持ちも感じました。

ここの砂浜に丸くなった小石がたくさんあって、そのうちのひとつがジルみたいに丸っこかったので拾いました。
他にも丸っこい石はたくさんあったのだけど、私が「その石ジルみたい」と言ったら夫がふつうに「その石」を選んで拾ったのが不思議でした。

ここまでで私はとっても満足して「もう堪能したからホテルに戻ってゆっくりしようか」と言ったのだけど、夫は「いや、次は北端を目指す」と言うのでした。
男の人はそういうの好きですね。。
なのでまたそこからちょっとロングドライブして、島の北の端っこを目指しました。


島の北端の米山教会。
お御堂に座っていたら、二人の信者さんがやってきて、夕方のごミサの準備を始められるところでした。
ひとりの方が、シスターが作ったというマリアさまの描かれた本のしおりをくださいました。

さらにもうちょっと北に行って、小高い丘に登り、灯台がある場所へ行きました。

もうそろそろ暗くなる時間になっていました。
島の道路には殆ど街灯もないので、暗くなったら怖いんだろうなあと話しました。

島には海があって、空が広くて、山があって、教会がたくさんあります。
でも他には何もないような感じです。
人口密度も低そうだし、でも、島のあらゆる場所に小さな集落があったり、またはぽつんと家があったり、人々がどこにでも暮らしていて、小学校や中学校もあちこちにありました。高校もありました。
観光地化はほぼされてないと言ってよく、島の人々の暮らしに迷い込んだようなとても不思議な感覚でした。
今思っても涙が出そうなくらい、本当に美しい島です。


夜のごミサの前に一旦ホテルに戻りました。
部屋に戻ったら、きれいにお掃除してくださっていて、ベッドの上にまた月のカードが置いてありました。
その夜が満月ということでした。

18:30から、青砂ヶ浦天主堂でのごミサに与かりました。
いったいどこからこんなに人が…と思うくらい、島の教会の中では少し広めの青砂ヶ浦教会の中は、人でいっぱいでした。
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、たくさんの島の人々と一緒にごミサに与れて、とても嬉しかったです。

ホテルに帰ってすぐレストランへ。
この日の夕食は「島ごはん(和食)」でした。
島ごはんも悶絶するほど美味しかったです。。

満月を眺めながら温泉に浸かり、またジルの話をたくさんして眠りました。
島中をドライブして周った日でした。
(後でレンタカー屋さんに聞いたら「250Kmも走ってるね〜」ということでした)

上五島へ・1日目
上五島へ・3日目

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