2017-10-17

ジルの旅立ち

10月15日日曜日の朝7時27分、ジルが天国へと旅立ちました。
思いもしなかった、突然のことでした。

14日土曜日の夜に急変しました。

土曜日は、動物病院で3回目の点滴練習でした。
練習はうまくいき、家での点滴セットをもらって、さあこれから治療をがんばっていこうと思っていた矢先でした。
ジルは病院終わりに看護師さんにいつものようにおやつまでねだって、おやつをいただいてしっかり食べてから帰りました。
帰りの車中は助手席の私の足元に座っていて、運転席の夫に飛びつこうとしたりなど、元気に見えました。

それから私たち夫婦は夕食を外で食べ、いつものように家でお留守番していたジルが出迎えてくれ、お風呂に入って、リビングでみんなでくつろいでいる時でした。
この日食事を半分残したジルは、残った食事を気にしてうろうろしていました。
その様子が、少し変だなと思いました。

そして22時半頃、突然ジルがペタっと倒れこんでしまいました。
呼吸も薄く、直感的に心臓が止まっているように思いました。
夫と二人で必死に名前を呼びかけ、さすっていると、呼吸も荒いながらも生気が戻ってきたので、リビングにあるジルのベッドに横たわらせました。

もういつもの病院は閉まっていて、京都夜間動物救急センターに電話をしました。
本当は、とてもジルを車で連れていける状態ではないと分かっていました。
でも電話せずにはおれませんでした。
救急センターの先生は丁寧に話を聞いてくれましたが、やはり連れてきて血液検査などをするしかないとのこと。
それは今とてもできる状態ではないので、ただひたすらジルを朝まで見守ることにしました。

夫と交代で仮眠を取りながら、ジルの様子を見守りました。
ジルは途中、呼吸も穏やかになり、よく眠っているように見えました。
私が仮眠を取ってうとうとしている時、夫が何か言ったような声が聞こえたので急いで起きると、ジルが立ち上がっている姿が見えました。
一瞬のことでしたが、奇跡が起きたと思いました。
後で夫に聞くと、あの時ジルがいきなり立ち上がり、すぐそばで寝ていた私の布団のところへ歩こうとしたそうです。
実際に少し歩いて、だけど間も無く動けなくなってしまい、夫がまた横に寝かせたということでした。
この時確か日曜日の朝6時くらい。

それからはずっと二人でジルのそばで名前を呼び、体を撫で、大丈夫、大好き、愛してる、いい子ねって、語りかけ続けました。

そして朝7時20分過ぎの寝室の時計のアラームが鳴る中、
私たちに体を撫でられながら、ジルはゆっくりと天国に旅立って行きました。
最後まで、私たちの顔をうっすらと目を開けて見ていました。

ジル、15歳と6ヶ月9日目のことでした。

苦しむ時間がとても短かったこと。
家族みんなが揃っている時に私たちの目の前で倒れてくれたこと。
最期の瞬間まで私たちを寄り添わせてくれたこと。
しっかりと看取らせてくれたこと。
ジル、本当にありがとう。
最後の最後まで、可愛くていい子だったね。

穏やかに眠っているような、可愛いまんまのジルでした。
天国にまっすぐ行けたと思います。

ジルの亡骸のそばにあるピアノで、最近弾いていてジルもよく近くで聴いていた、ブラームスの間奏曲118-2を弾きました。
ジルは夫のウクレレも熱心に聴いていたので、その後夫もウクレレを弾きました。ロッシーニのウィリアム・テル序曲から「スイス軍の行進」。まるでジルみたいな曲です。

日曜日の午後には、お世話になった動物病院へも挨拶に行きました。
ジルが小さい頃からずっとお世話してくださった看護師さんたちも、一緒にたくさん泣いてくださいました。
ジルをイメージした明るい色合いのお花のバスケットまでご用意してくださっていました。
今、ジルのコーナーは他にも友人からいただいた花などで明るくとても華やかです。

当然のことではありますが、まだジルがそばにいないことに全然慣れません。
あまりにも、私たちの生活に馴染みきっていたジル。
家族の一員を大きく担っていたジル。
とっても明るい陽気な犬でした。
私たちをいつも笑顔にしてくれました。

ジルのような素晴らしい犬と過ごせた15年半、とても幸せで楽しかったです。
ジルを愛して可愛いがってくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。

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コメント2件

  • 高木美香 より:

    maccoさん

    おはようございます。
    何年も前から度々blogを拝読していました。
    ジル、旅立ったのですね。きっと幸せな日々を感じていたでしょう。お互いにね。

    今はとても寂しくて仕方ない事でしょう。
    私も1年半前に亡くなったワンコがいるので
    お気持ちすごくわかります。
    夫は未だに毎日線香をあげています。

    どうか乗り越えて下さい。

    • macco より:

      こんにちは。
      とてもあたたかいコメントをいただき嬉しいです。

      1年半前にわんこさん亡くされてるのですね。
      旦那様のお気持ちわかる気がします。

      今どんな気持ちで自分がいるのか、これからどんな気持ちになっていくのか、、まだ少しわからない状態でいますが、ジルがたくさんの幸せを残してくれているのできっと大丈夫です。
      本当にどうもありがとうございます。

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