映画、思い出

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久しぶりに映画を観に行きました。
『歌声にのった少年』をMOVIX京都で観ました。

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ストーリーは実話を元にしたもので、パレスチナ・ガザ地区で暮らす少年が成長し、歌手として成功を掴む、というもの。
これ以上は今は何を書いてもネタバレになりそうなのでやめておきますが…

なんせ途中で「実話ベース」ということをすっかり忘れてしまっていたほど、本当に映画のようなストーリーでした。

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映画とは関係ない話ですが、映画からの帰り道つれづれに思っていたこと…

私は30代の初め頃から数年間、病気で療養をしていました。
病気は少しずつ良くなり、段々自分ひとりで出来ることが増えてきた頃、世の中が薔薇色に見えました。

家事をしただけで浮かれ、
散歩をしては空がきれいだと涙し、
演奏会を聴きに行ってはホールに着席しただけで感激に打ち震え、
映画を観に行っては興奮して同じ映画を何度も観に行ったり…

完全にハイになっていました。

今はハイじゃないし、世の中薔薇色とは思いません。
落ち着いて周りを見渡して見ると、嫌なことなんかありすぎる。

それにしたって、
素敵なこともそうじゃないことも混ぜこぜに起こるこの世で、ぽっと出の人生を送っている私です。
毎年年はとるけど、毎年その年齢の初心者です。

それなのに、すぐに慣れてしまうんだなあ、と呆れています。
今は家事は面倒ですし演奏会に行ってもよっぽどいい演奏じゃないと感激しません。
なんだかえらそうです。
ぽっと出のくせに。初心者のくせに。

久々に、あの頃(薔薇色時代)は良かったなあ!なんて思いました。
ハイな自分はあまり好きではないですが…
それでもすっかり大人になってから、あんな子供時代のような驚きを持って生活をしていた頃の思い出は大切にしたいです。

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